Martin　0-15　53年製　SN:141953
アコースティックギターの老舗　Martinの0-15　1953年製のヴィンテージです。
0（シングルオー）と呼ばれる小ぶりなボディは取り回しが良く非常に人気のモデルですが、その歴史は1884年から始まりました。
今回の0-15が生まれたのは1935年とされています。
当初はメイプルなどが材として使用されていたとされていますが、1940年より本格的に生産されるようになり今の仕様に落ち着いたとされています。
生産自体は1961年まで製作され、同時期に発売されていたO-17の廉価版として扱われていました。

今回の0-15は本格的に発売され仕様もしっかりと決まって発売されていた、まさに脂が乗り切っている時期の物です。

通称　”オールマホボディ”が冠するようにボディはトップ、サイド、バック共にマホガニー
ナット材はエボニー、指板・ブリッジにはブラジリアンローズウッド、通称”ハカランダ”が使用されております。
ホンジュラス産と思われる、質のいいマホガニーが使用されておりウォームなサウンドに加え、ハカランダの織りなす太く響くサウンド
小ぶりなサウンドにも関わらずダイナミックな音量と、つま弾いてみれば枯れたヴィンテージサウンドは歴史の重みを吸い込んできた深く重みのある感動的なサウンドに仕上がっています。

サドルはロングサドルタイプ
ピックガードはべっ甲タイプでこれもオリジナル
ペグはオリジナルのオープンバックタイプですが4弦ブッシュのナット部分のみ交換されている状態です。

コンディションですが、ヴィンテージということもありボディ全体的にウェザークラックがあります。
またボディのサウンドホールとブリッジの間が若干膨れている状態です。
全体的に塗装剥がれが散見されます。
本機はヴィンテージとしてこの年代の特徴トラスロッドがないタイプで僅かですが順反りしておりますが
しかし年代的なことを考えると非常に保存状態も良く、ブレイシング剥がれなども見られず普通にプレイングする分には問題はございません。
弦高は12フレット上で高音から2.8-4.0mmです
ケースはこの年代の特徴、印字もなく中がグリーンのボードケース
現存してるだけで奇跡の一本。

非常に状態のいい貴重なヴィンテージマーティン。
手に入れるならいまです！

ボディ材 ： マホガニー
ネック材 ： マホガニー
ネックシェイプ ： ソフトVシェイプ
ネック反り ： やや順反り
指板材 ： ブラジリアンローズウッド
弦高 高音-低音 ： 2.8-4.0 mm
フレット残 ： 8 割
インレイ ： ドット
ナット（幅） ： 43 mm
ペグ ： クルーソン
スケール ： 632 mm
ブリッジ ： ブラジリアンローズウッド
ピックガード ： べっ甲
ロッド余裕 ： ロットなし
重さ ： 1.52 kg
付属品 純正ハードケース
商品文下部
＊外観の状態は写真にて確認ください。
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