歴史と運命が作り出した【隠れJV】というべきレア個体! 3.42kgのライトウェイトアッシュというマニアにたまらない1本! シャープでキレのある中に暖かいエアー感を含んだサウンド!
Fender Japan TL72-65 CTL-50M 1993~1994年製 レア個体
1993-94年、このころフェンダー・ジャパン株式会社の歴史を紐解くと
フジゲンはフェンダーメキシコなどの設備投資経営が苦しかったらしく大きな負債を抱えていました。
フジゲンが1997年にフェンダーメキシコ社と共にフェンダー・ジャパン社を売却となりフジゲン期フェンダージャパンの歴史は幕を落としました
代わりにフェンダージャパンは神田商会のブランドとして引き継がれてく事になるのですが
その前準備としてCrafted in Japan印字は1995年からダイナ楽器での組込みを始めていることがシリアルよりわかります。
あくまで推測ではありますがフジゲンのフェンダージャパン社の権利売却は事前に決まっており
このあたりに工場内の在庫を使い切る為に余っていた過去の製材済の在庫のボディやネックなどを流用してモデルを作っていた可能性が考えられます。
その証拠にこのようなレア個体が時々製造されることとなります。
ネックポケットに【TL-50M】ネックには【CTL-50M】とスタンプがあります。
しかも上位機種と同じアッシュボディを使っていた為ネックポケットには【A】スタンプまで押してあります。
メイプルネック&指板、アッシュボディのテレキャスター。
カタログでは93-94にはSENボディでナチュラルカラーは存在するものの
このブロンドカラー 仕様がないのです。
CTL-50 はFender Japan初期の1982-1983年ごろにSquierブランドから発表されたモデルです。
SQUIERにかかわらず当時定価¥50000と安く提供していたが
ブランドの設定と価格設定を失敗してしまった事に気が付いたフェンダージャパンは翌年
1994年にはFender Japan名義で完全に同じモデルを
定価¥55000で【TE72-55】というモデルへロゴを変え販売が行われていました。
つまりこの時にCTLのスタンプを押してしまったが故に長らくはじかれてしまっていた
【隠れJV】とでもいえる1本。
ボディ材は3Pライトウェイトアッシュ、ネックはメイプルでボルトオンジョイント、
指板材はメイプル、21Fでスケール648mmのスケールです。
ヘッドロゴは太めの文字に金色の縁取りがある70’sスタイルのCBS モダン・ロゴです。
ブリッジは3連サドルで、弦は裏通しの仕様です。
ピックアップはオリジナルシングルを2基搭載。
1Vol、1Tone、3Wayピックアップセレクトのコントロール。
ブライトでシャープなトーンの中に太くエアー感を含んだサウンドです。
幅広いジャンル、幅広いミュージシャンに愛用されてきている魅力的なテレキャスターサウンドです。
ただメンテナンスはされているようでフレットのすり合わせとネックの指板面がリフィニッシュされていますので
リフレットされている可能があります。
コンディションはネックはほぼフラット。
使用によるキズや、金属パーツのくすみがあります。
動作やサウンドには問題ありません。
弦高は12フレット6弦 約1.8mm / 1弦 約1.6mmです。
付属品は純正ソフトケースです。製品保証書、取扱説明書は付属しません。
メイプルネック&指板、ライトウェイトアッシュボディ!
シャープでキレのある中に暖かいエアー感を含んだサウンド!
この機会にぜひどうぞ!
*外観の状態は写真にて確認ください。
細かい気になる点や質問などございましたらお気軽に取り扱い店舗にご連絡下さい。
また、店頭での試奏の希望がございましたら、恐れ入りますが取り扱い店舗に事前にご連絡頂けますと、商品の手配をスムーズに行えます。
チバカン楽器 船橋店 楽器専用ダイヤル TEL : 0120-954-550
【SPEC】
ボディ : 3Pライトウェイトアッシュ
ネック材:メイプル
ネック反り:無し
指板材:メイプル
ジョイント:ボルトオンジョイント
フレット数:21F
フレット残 : 7~8割
インレイ:ドット
ナット(材/幅):42mm
スケール:648mm
ピックアップ:シングル×2
スイッチ:3Wayピックアップセレクトスイッチ
コントロール:1Vol、1Tone
重量:3.42kg
付属品 : 純正ソフトケース
シリアルNo.N004678