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アコギの全米シェア1位!Taylor Guitarsについて

弾き語りミュージシャンやアコギを演奏するギタリストで、「Taylor Guitars」というブランドを知らない人はほぼいないでしょう。現在進行形で世界中のギタリスト達に愛され続けているTaylor Guitars。

 

本記事では、その歴史と圧倒的シェアを誇っている秘密について解説していきたいと思います。

 

Taylor Guitarsの歴史

まずは、「Taylor Guitars」がどのように始まったのか、その歴史について解説していきます。

 

とある若手ギター職人の情熱

FenderやGIBSONのような大手のギターブランドは、経営者が単独で事業を始めるケースが多いのが特徴です。Fenderは前身の会社は共同経営でしたが、1年ほどで仲違いしてしまい、ギターブランドのFenderを立ち上げた時はレオ・フェンダーが単独で起業しました。しかし、このTaylor Guitarsは共同で事業を立ち上げ、現在でも共に支え合いながら事業を引っ張り続けています。

 

その2人とは、現経営者の「ボブ・テイラー」と「カート・リスタグ」です。

 

ボブ・テイラーとギターとの出会いは1972年でした。当時まだ17歳だったボブは、地元サンディエゴのとある楽器店で運命的な出会いをします。その相手とは、ショーケースに飾られた12弦のアコースティックギターでした。

 

その姿にすっかり魅了されるも、当時のボブはお金が無くてギターを買うことができません。そこで木工クラスに在籍していたボブは、高校2年の時に自分のためにギターを製作しました。この経験から、ボブはギターを製作して生計を立てたいと考えるようになります。

 

アメリカンドリームとTaylor Guitarsの始まり

卒業後、ボブは念願だったギター製作の仕事に就くことに成功しました。その店の名前は「アメリカンドリーム」。まさに、その後のボブの人生を予言しているかのようなネーミングです。

 

当初はギターを製作することに満足していたボブですが、やがて自身でお店を経営をしたいと考えるようになります。そこで、同僚だったカート・リスタグと2人で資金調達を行い、勤めていた店を買い取ってビジネスを始めました。

 

1974年、店から正式に所有権を引き受けると、2人は「Taylor」というブランドのギターを製作し始めます。

 

世界シェア1位までの道のり

その後のボブとカートは、時にはギター職人としてギターを作り、時にはオーナーとして組織を作っていきます。いつしか2人は、「20世紀で唯一のアコースティックギター会社を育てたギター製作者」として称えられる存在になりました。

 

無駄が無く洗練された製作技術と良質な音を兼ね揃えたTaylor Guitarsのアコギは、業界の新たな基準として他社を牽引するまでに成長していきます。その代表例なのが、2001年から採用されている「NTネックジョイント」です。「ネックとボディを接着しない」というこれまでの常識を覆すNTネックジョイントは、音の伝達ロスが無い、ネックの角度調整がしやすいというメリットを生み出しました。

 

安定した品質と優れたトーンを持つTaylor Guitarsのアコギは多くのギタリストから愛され、2014年には「全米でアコースティックギター販売数No.1」を獲得しました。2016年からはエントリーモデルの販売を開始。Taylor Guitarsは、より多くのギタリストに愛されるブランドとして成長を続けています。

 

Taylor Guitarsの木材へのこだわり

Taylor Guitarsの品質の高さの秘密は、木材へのこだわりと製法にあります。

 

2011年、Taylor Guitarsは入手が難しくなっていた「エボニー(黒壇)」を安定して入手するために、カメルーンにある木材工場を買収しました。この工場は、世界で唯一エボニーを輸出できる工場として楽器業界で有名な場所です。この買収によって、Taylor Guitarsは安定してエボニーを入手し、ギターに使用できるようにしました。

 

このエボニーは、黒壇と呼ばれているだけにその漆黒の色味が特徴です。しかし、実際にギターに使用できる色味は、木材全体の1割程度でした。色ムラのある部分は廃棄されていましたが、調査の結果、色味が変わっても質は同じことが判明。ボブは、森林資源の保全を兼ねて色味が薄い部分を「スモーキーエボニー」と命名し、積極的にギターに採用するよう指示しました。

 

また、Taylor Guitarsは他社のように機械生産での大量生産を行っていません。現在でも、テクノロジーとクラフトマンの技術を組み合わせた製法を続けています。人の手を加えつつも個体差を生み出さないように、ジグや製法をマニュアル化するなど、他社とは違う路線を歩き続けています。

 

このTaylor Guitarsの方針は、経営者であるボブの「ギターを量産するだけの会社にしたくない」という職人魂の現れでもあります。

 

Taylor Guitarsのまとめ

ボブ・テイラーという1人の若手ギター職人の情熱から始まったTaylor Guitars。その情熱は、アコースティックギターの販売数、全米1位を獲得した現在でも衰えることはありません。

 

ギターに使用する木材やギターの製法はもちろんのこと、ギグバッグやハードケースも自社で製作するという徹底ぶりはこれからも変わることはないでしょう。

 

より長く、より安定して高品質なギターを製作することを目標にしているTaylor Guitarsのアコギは、これからも世界中で愛されていくでしょう。

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著者 マイスター大崎



チバカン楽器 代表

ESPミュージカルアカデミーギタークラフト科リペアコース卒業後 ヤマハミュージックトレーディング内にてMARSHALLの修理会社の門をたたく。

勉強不足を感じ退社後 ROLANDの修理会社にて10年間ほどアンプ、エフェクターの修理業に従事。

退社後 地元の大型複合リサイクルショップ【千葉鑑定団】へ入社。店長を経験後 楽器専門【チバカン楽器】を立ちあげ今に至る。

愛機はFender TelecasterBass1969 、Chaki ウッドベース、

他ジャパンヴィンテージのギターを多数所持。趣味は【H2Y Labolatory】名義でエフェクターの改造や製作をしている。

電線や古いコンデンサー好きで特にオイルコンデンサーの匂いが好き。エロくて変態ということはベーシストの特徴。

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