【フェンダージャパン研究ブログ】MADE IN JAPANとCrafted in Japanから解き明かされる【J-CRAFT】シリーズの新事実。 - 楽器高価買取専門店 高く売るならチバカン楽器 千葉県 江戸川区 葛飾区 江東区 墨田区

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【フェンダージャパン研究ブログ】MADE IN JAPANとCrafted in Japanから解き明かされる【J-CRAFT】シリーズの新事実。

【フェンダージャパン研究ブログ】MADE IN JAPANとCrafted in Japanから解き明かされる【J-CRAFT】シリーズの新事実。

どうもチバカン楽器 マイスター大崎です。

最近、TBSのモニタリングに出演してから声かけれて 歯がゆい感じ。

1分くらいの大した出演ではないのに良く皆さん見てますね。

ゴールデンタイムのTVではありますが…。

詳しくは↓↓↓

tbsの人間観察バラエティ-モニタリングに出演しました

それはおいておいて

本日のブログは

フェンダージャパンのシリアル研究の基礎知識についての第2段目。

第一弾をっ読んでいない方は↓↓↓ フェンダージャパン年表有り。

フェンダージャパン-シリアルの見分け方-年表有り

【フェンダージャパン研究ブログ】Made in JapanとCrafted in JapanとMADE IN JAPANから解き明かされる事実。

結果から言いますと今までさんざん

ヘッドに【MADE IN JAPAN】表記があると【スタンダードシリーズ】で安いよ。

と説明してきたマイスターですが

【申し訳ございません。間違っていました<m(__)m>】

本当は

【J-CRAFT】シリーズです。

という意味らしいです。

というのはこのモデルが入ってきたのです。

デジマートで2022/02/05現在は販売してます。

https://www.digimart.net/cat03/shop5155/DS07476006/

Fender Japan JB75PJ Vintage White Sシリアル 2006-2009年製 ダイナ期

2011年のカタログより抜粋

さらに右下に注目!!

 

なんと

【J-CRAFT】シリーズ!!!!!!

 

そして驚くことに!!

¥131250

そしてさらに

MADE IN JAPANとCrafted in Japanの印字が両方ある個体でした。

ヘッドロゴ隣に”MADE IN JAPAN”表示があるためフジゲン期と誤解してしまいそうです。

通常フジゲン期の物に関しては基本的にネックセットプレート上部に【Made in Japan】記載

↓↓↓

ダイナ期の初期は【Crafted in Japan】と記載されています。

本機にはなんと【Crafted in Japan】とネックセットプレート上部に【Made in Japan】記載される珍しいモデルです。
おそらく日本独自企画のPJタイプであったことから本機は【J-CRAFT】シリーズの最上位機種となっており
その為ヘッド側に【MADE IN JAPAN】と打つことで【J-CRAFT】シリーズだということを示しています。
なので最初期のJVシリアルにはヘッドに【Made in Japan】表記がありますがこれはそれは例外として

 

ST-STDやJB-STDといったシリーズにはヘッドに【MADE IN JAPAN】があります。

証拠に他 J-CRAFT STANDARDのST-43とJB-STDのヘッドには↓↓

また今回のネックを外した中のネックポケットのデイトにも”08.2.04”との印字があり時期的に一致する為、ダイナ楽器製造期の物であることがわかります。

そしてこのモデル

【定価¥131250】

当時のラインアップとしてはとても高い!

ジャズベースとしてはアーティストシグネイチャーモデルのマーカスミラー JB77-MMを抜いて
レギュラーモデルのラインナップの中でJB62PJ/BD/MH(¥126000)バダスブリッジモデル、【JB/VSP】¥120750(ラッカーF&オリジナルPU)を抜いて【J-CRAFT】シリーズなのに最上位機種として君臨していました。

ネックポケットには2008年であろう印字が残っているので製造時期は間違っていないかと思われますが、2008年前後のカタログには本仕様のJB75PJが無く、JB75PJがカタログに登場するのは2011年と3年後のことになります。
当時先行販売等がされていたのか定かではありませんが、ネット上などで出回っているFender Japanの年表を見る限り、2011年はU0シリアルとなっている為若干のずれが発生しています。しかし、Sシリアル期のカタログラインナップを見てもバインディングが入った仕様のJBネックが見当たらない為、ネックが付け替えられたというわけでもなく過渡期的な一本ではないかと思われます。

そんな過渡期のレアモデルが教えてくれた【J-CRAFT】モデルの真実でした。

ところで【J-CRAFT】シリーズのスタンダードシリーズは初期のアメリカン スタンダードの様なロゴを採用したのでしょうね?

もしかして初期アメリカンスタンダードは国産(フジゲン?モリダイラ?)だったという噂と関係があるのかどうなのか?

実際はフェンダーの中で働いていた人しかわかりません。

そしてこのようなうわさが絶えない事柄を当事者たちはこの時代にさえも声をあげて公表しないのでしょうか?

謎は深まっていくばかりです。

著 マイスター大崎 2022/02/05

 

 

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著者 マイスター大崎



チバカン楽器 代表

ESPミュージカルアカデミーギタークラフト科リペアコース卒業後 ヤマハミュージックトレーディング内にてMARSHALLの修理会社の門をたたく。

勉強不足を感じ退社後 ROLANDの修理会社にて10年間ほどアンプ、エフェクターの修理業に従事。

退社後 地元の大型複合リサイクルショップ【千葉鑑定団】へ入社。店長を経験後 楽器専門【チバカン楽器】を立ちあげ今に至る。

愛機はFender TelecasterBass1969 、Chaki ウッドベース、

他ジャパンヴィンテージのギターを多数所持。趣味は【H2Y Labolatory】名義でエフェクターの改造や製作をしている。

電線や古いコンデンサー好きで特にオイルコンデンサーの匂いが好き。エロくて変態ということはベーシストの特徴。

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